今回は、人生が楽になる「一年の目標」の作り方①をご紹介します。
新年を迎え、仕事に精を出している方も多いと思います。
そんな中「一年の抱負」「今年の目標」などを考えたことでしょう。
今回は「一年の目標」の作り方の注意点をご紹介します。
「自分は不幸せだ」と思う人の特徴
「毎日苦しい」
「人生をもっと楽にしたい」
と思う方は、あることができていません。
それは「指標、方針、目標がハッキリしていない」ということです。
毎日が大変な方は、何かしら「問題、解決したいこと、改善したいこと」があるはずです。
【毎日が大変な人が改善したいことの例】
・金が足りない
・病気やケガなど健康の問題
・パートナー、同僚、家族など人間関係の問題
など
そういった「問題が多すぎて、仕事も忙しくて解決策なんか考えられない!」ということもあるでしょう。
しかし、「目標(〇を解決しよう)」「指標(〇をしよう、〇はやめよう)」が無ければ、その問題は解決されず、ずっと残ったままです。
「自分は不幸せだ」と思う人は、まず「指標、方針、目標がハッキリしていない」場合が多い、ということを知りましょう。
【ポイント①】
「自分は不幸せだ」と思う人は、まず「指標、方針、目標がハッキリしていない」場合が多い。
目標・指標が無かったらどうなるか?
今現在、何か問題があるのに「目標・指標」が無かったら、自分の「身と心と時と金」が無駄になってしまいます。
次の例を見てみましょう。
【例①】
・お金が無いのに、副業・節約をしようなどと考えない
・お金が無いのに、寿司でも食べて気を紛らわそうと散財する
【例②】
・病気やケガで悩んでいるのに、食事を変えよう、運動を始めようなどと考えない
・病気やケガで悩んでいるのに、タバコ、酒で気を紛らわそうと不健康になる事をする
これらは「身と心と時と金」の全てが、ちゃんと使われない上に、無駄に消費されてしまうことになっていて、本当にもったいないことです。
言い換えると、「目標・指標」無い場合、毎日の生活にブレ、迷いが生じてしまい、いつまでたっても問題が解決しない、ということです。
【ポイント②】
「目標・指標」が無かったら、自分の「身と心と時と金」が無駄になってしまう。
「目標・指標」を決める時のコツ
では、自分なりにちゃんと「目標・指標」を決めようとする場合の、コツを幾つかご紹介します。
それは、次のようになります。
【目標・指標を決めるコツ(2つ)】
①目標・指標をできるだけ具体的に決める
②目標・指標を紙に書いておく
それぞれ見ていきましょう。
例を見てみましょう。
①目標・指標をできるだけ具体的に決める
目標・指標はできるだけ具体的に決めましょう。
以下で、「A:あまり具体的ではない例」、「B:具体的に書き換えた例」となっています。
【目標・指標を具体的に決める例】
A:毎日ニコニコしよう
B:(嫌いな、苦手な)〇さんといる時もニコニコする
A:どんな時もニコニコしよう
B:嫌な事(悪口や愚痴、非難)を言われた時もニコニコする
A:毎月お金を溜めよう
B:毎月、〇円を〇銀行の口座に貯金する
A:タバコ、酒を控えよう
B:タバコを一日〇本だけにする。お酒を毎日ビール〇本だけにする。
Aのままでは「ああ、この人はきっと何となく決めただけで、ちゃんとできないだろうな」と容易に想像できるはずです。
目標、指標があいまいだから、「実際の行動も曖昧で、ちゃんとできないままになる」という、よくあるケースです。
Bの方は具体的にどんな場面か、いくらか、などが決まっているので、少なくともそれだけは達成できたらOK、というラインが存在しています。
②目標・指標を紙に書いておく
次に、目標・指標を紙やスマホなどに書いておくことが大切です。
これは「目標・指標をちゃんと意識化する(忘れない、覚える)」ということが目的です。
人の頭は、実はそんなに記憶力が自由にならないもので、「うっかり約束を忘れていた」などはよくありますね。
なんなら、学生時代の勉強を考えてみましょう。
学生時代、あれほど授業を受けたはずなのに、どんどん授業内容を忘れてしまってきました。
それなりにでも覚えていれば、それなりにでも点数が取れたはずです。
(勿論、私自身も含めてです)
ちょっと余談ですが、うちにいらっしゃるご相談者の方も、私と一緒に体操・運動をしている時は出来たのに「習った体操を帰宅後に忘れてしまった」とか、「栄養、食材なんてすぐに簡単に覚えられると思ったが、1つも覚えていなかった、すぐに忘れてしまった」という方が非常に多いです。
「大人だから忘れない」ということはなく、「そもそも人はそれほどしっかり記憶できるものではない」という前提に立った方が良いようです。
また、紙やスマホに書いておくメリットは、「頭の負担を減らす(楽にする)」ということもあります。
メモ用紙やノートでもスマホにメモするでも、何かに書いて残しておけば、頭への負担が減らせます。
仕事でも、メモを残しておけば「うっかり忘れた」が減らせます。
買い物でも、紙やスマホに書いておけば「あ!〇を買い忘れた!」が防げます。
「メモをする」というちょっとしたことで頭が楽になったり忘れないようにできたりするのですから、ぜひやっておいてほしいものです。
【ポイント③】
目標・指標を紙やスマホなどに書いておくことが大切。
これは「目標・指標をちゃんと意識化する(忘れない、覚える)」ということが目的。
YouTubeでも解説
以下の小林健康整体室のYouTubeでも解説しましたので、ご参照ください。
まとめ
ではまとめです。
【ポイント①】
「自分は不幸せだ」と思う人は、まず「指標、方針、目標がハッキリしていない」場合が多い。
【毎日が大変な人が改善したいことの例】
・金が足りない
・病気やケガなど健康の問題
・パートナー、同僚、家族など人間関係の問題
【ポイント②】
「目標・指標」が無かったら、自分の「身と心と時と金」が無駄になってしまう。
【例①】
・お金が無いのに、副業・節約をしようなどと考えない
・お金が無いのに、寿司でも食べて気を紛らわそうと散財する
【例②】
・病気やケガで悩んでいるのに、食事を変えよう、運動を始めようなどと考えない
・病気やケガで悩んでいるのに、タバコ、酒で気を紛らわそうと不健康になる事をする
【目標・指標を決めるコツ(2つ)】
①目標・指標をできるだけ具体的に決める
②目標・指標を紙に書いておく
【目標・指標を具体的に決める例】
「A:あまり具体的ではない例」、「B:具体的に書き換えた例」
A:毎日ニコニコしよう
B:(嫌いな、苦手な)〇さんといる時もニコニコする
A:どんな時もニコニコしよう
B:嫌な事(悪口や愚痴、非難)を言われた時もニコニコする
A:毎月お金を溜めよう
B:毎月、〇円を〇銀行の口座に貯金する
A:タバコ、酒を控えよう
B:タバコを一日〇本だけにする。お酒を毎日ビール〇本だけにする。
【ポイント③】
目標・指標を紙やスマホなどに書いておくことが大切。
これは「目標・指標をちゃんと意識化する(忘れない、覚える)」ということが目的。
YouTubeも参考に
【最後に】
ちょっとしたことですが、「目標・指標をできるだけ具体的に決める」「メモして残しておく」というのは意外とできていないことですね。
仕事ができる人ほどメモをちゃんとしている、という例を知っている方も多いでしょう。
ぜひマネしていただきたいと思います。
【関連記事はこちら】
kobayashikenkou.hatenablog.com
【さらに学ぶための参考書籍】
更に学びたい方はこちらの拙著もご参照ください。
AmazonKindleで読み放題対象です。
『この世が少しだけ楽になる方法3: 飛躍的瞬間』
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GM86JBB/
『フェリチン90 BUN10の食事』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0953VHQN5/
『優しい人ほど見てほしい!悩みが消えるたった2つの秘訣』
https://www.amazon.co.jp/dp/B085RYGKKX/
『今すぐ!簡単!苦難を軽減する方法: 運のエネルギーの使い方』